Sp_Roll.p


選択したポイント(ポリゴン)を、他の表示されているポイントを参照し、回転させるツールです。

 

Sp_Roll-021 では、スナップさせる対象のポイントを、選択するように変更しました。
Ctrl + LMB クリックで参照ポイントの選択状態を ON/OFF します。
選択されていないポイントにはスナップをしませんので、
密集したポイント群がある場合、目的のポイントでスナップできるようになります。



HELP

キーコンビネーションのヘルプ表示

 Axis [ X Y Z ] 回転軸の選択(上面では Y 軸)
APPLY roll 回転を確定し初期化
Rotate angle 回転角度または絶対角度(変更可)
Position [ X Y Z ]

選択されているハンドルの位置(変更可)

Snap grid

LW標準のスナップ

Snap axis 直交座標やポイントへスナップ
Snap pix range

スナップの半径距離のピクセル数

Snap angle 設定角度ごとにスナップ
Define center ratio 回転中心を決定する2ポイント間の比率
UNDO roll 回転の取り消し(1段階のみ)
UNDO applied 回転確定の取り消し(1段階のみ)
Guide length ガイドの長さを一定に(初期設定100ピクセル)



■ 概要

選択ジオメトリーを、指定した軸周りで回転させます。
回転軸を変更すると、それまでの回転は確定する、2次元平面回転ツールです。

例えば、Y 軸で、

回転をし、

次に、Z 軸へ変更した場合、

また Y 軸へ戻っても、軸を変更したので、先ほどの Y 軸回転は確定しています。

Z 軸へ変更した時点で、この軸変更を取り消すには、[ UNDO applied ] ボタンを押します。

単に、回転処理を取り消すには、[ UNDO roll ] ボタンを押します。
また、初期の状態へ戻すには、LWウインドウ内の空白部分(キャンセル)をクリックして下さい。

[ APPLY roll ] ボタンでも回転が確定し、その回転されたジオメトリーに対して初期化されます。


指定する軸 [ Axis ] は、Y 軸で X-Z 平面、Z 軸で X-Y 平面、X 軸で Z-Y 平面を操作します。

X 軸とY 軸での回転は、+軸方向から見て反時計回りが、+回転角、
Z 軸では、-軸方向から見て反時計回りが、+回転角にしています。
デフォルトの上面、背面、右面では、それぞれ反時計回りで+回転角を表示します。
絶対角度は、Y 軸では、+Y 方向から見て +X 方向が 0度。
X 軸では、+X 方向から見て +Z 方向が 0度。
Z 軸では、-Z 方向から見て +X 方向が 0度です。

指定した軸のビューポートとパースペクティブビューに、ロールハンドルが表示されて、操作を行えます。
4つのロールハンドルは、同じ回転をし、回転された量を角度表示します。
選択したジオメトリーのポイントからは、ポイントハンドルを引き出す事ができ、
この方向は、センターハンドルとそのポイントを結ぶ直線上にあります。
ポイントハンドルが表示する角度は、絶対角度と回転量です。

これらのハンドル移動は [ LMB ]ドラッグです。
センターハンドルに関して、[ Ctrl + LMB ]で移動軸制限をします。
また、センターハンドルを [ ダブルクリック ] で、選択ジオメトリーの中心位置へ戻ります。


オプションとして、2つのポイントを参照して、その直線上へセンターハンドルを位置させる事ができます。

[ Ctrl + RMB ] で、表示ポイントの2点をクリックし設定します。
1番目のポイントから [ Define center ratio ] の比率で、中心ハンドルが移動します。
センターハンドルを直接移動した場合は、この設定は解除されます。


スナップは指定した軸のビューポートで、その平面でスナップします(X-Z平面でスナップしても、Y軸は無視されています)

[ Snap axis ] は、FG / BG のポイントまたはポイントの直交軸に、[ Snap pix range ] で設定された範囲に入るとスナップします。
[ X Y Z ] が表示されます。

[ Snap pix range ] は、ピクセル数で指定します。
ビューポートの拡大率に関わりなく、スクリーン上の一定距離でスナップします。
LW起動時で、7ピクセル指定では、約100mm相当です。

[ Snap angle step ] 単位で、センターからの回転角度でスナップします。
例えば、Snap angle step を15度 に設定した場合、絶対角度の15-30-45-60--とスナップします。
また、センターハンドルとの 0-90-180-270度は、常にスナップします。
角度のスナップ範囲も [ Snap angle step ] 単位です。


■ Guide length

ガイドハンドルが、ビューポートからはみ出したり、小さくなりすぎた場合、
センターハンドルから一定(初期値100ピクセル)の長さに調整します。

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この設定値は、プラグインの初期設定ファイルを書き換える事でカスタマイズできます。
単位はピクセル数です。
px_SpRoll.ini ファイルをテキストエディターで開き、最終行の数値を書き換えて、ファイルを保存します。

注意
プラグインインストール時には、初期設定ファイルは作成されていません。
一度、プラグインを実行し、LWを終了させてください。
初期設定ファイルが作成されれます。
また、バージョンが違うプラグインをインストールした場合も、同様に一度起動させてください。



■ 使用法

回転させるジオメトリーは、FG プライマリーレイヤー(FG 内の一番番号の若いレイヤー)内のオブジェクトに限ります。

回転させるポイントまたはポリゴンを選択します。
全く選択しない場合には、FG プライマリーレイヤー内の全てのポイントが対象になります。

プラグインを起動します。
軸を選択し実行します。



■ 使用例_1ある角度へ合わせる

ジオメトリーの、水平または垂直の角度を、別の角度に合わせます。

ジオメトリーを対象にして、プラグインを起動します。
センターハンドルをドラッグし、目標のポイントにスナップさせます。(下右図)

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ロールハンドルを、目標のポイントへスナップさせます。
この時点で、角度は合わさりましたが、回転の中心が目標角の別のポイントです。
回転の中心を、対象ジオメトリーのポイントにするために、センターハンドルを、移動させます。(下右図)

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■ 使用例_2 ある角度へ合わせる

ジオメトリーの、ポイントの角度を、任意の角度に合わせます。

[ 1 ] の傾斜した角度を任意の角度(この場合水平)にします。その後 [ 2 ] で別の角度へ合わせます。

ジオメトリーを対象にして、プラグインを起動します。
センターハンドルをドラッグし、基準のポイントにスナップさせます。(下右図)
角度を合わせたいポイントからハンドルを出します。

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ポイントハンドルをドラッグし、任意の角度へ移動します。(この場合 0度)
この状態で、任意角への回転が完了です。

次に別の角度へ今のポイント角度を合わせます。
今までの操作を確定するために、[ APPLY roll ] ボタンを押し変形を確定させます。

この後は、使用例_1の手順を使用します。



■ 使用例_3 回転の中心を設定し角度を合わせる

尖ったポイントを30度の角度へ合わせます。
ジオメトリーを選択しプラグインを起動します。

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中心を通るの直線のポイントを見つけ、1番目のポイントで [ Ctrl + RMB ] でクリックします。
ポイントに□のマークが表示されます。
続いて、2番目のポイントを同じように [ Ctrl + RMB ] でクリックすると、□のマークが表示されて、それらを線分が結びます。
[ Define center ratio ] の比率で、センターハンドルがセットされます。
この比率は、1番目から2番目のポイント間の比率です。(この場合、中心なので50%)

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目的のポイントをドラッグし、ポイントハンドルを出して、目的の角度へ回転させます。

注意:この中心を設定する2ポイントが、回転させるジオメトリーに属するポイントの場合、
回転した座標ではなく、初期の元からあるポイント座標になります。



■ 使用例_4 回転の中心を設定し角度を合わせる

右側のポイントを、左側の2ポイントの中心に合わせます。
左側の2ポイントが、垂直ではない場合には、先にこの2ポイントが垂直になるようにジオメトリー全体を回転させておきます。

右側の1ポイントを選択し、プラグインを起動します。

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左側の2ポイントを [ Ctrl + RMB ] でクリックし、[ Define center ratio ] を50%に(中心)に設定します。
右側のポイントをドラッグし、ポイントハンドルで絶対角度を 0度にします。

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以上で完了します。




参照ポイントは、ハンドルに近いポイントを選び出していますので、必ずしもスナップ半径に近い順ではありません。

参照ポイントが密集した部分では、思うようにスナップしない事があるかも知れません。
スナップスイッチの適用の変更、スナップ半径の変更を試してください。

プラグイン作動中のコピーペースト・レイヤー表示の変更などには残念ながら対応しておりません。


ダウンロード Sp_Roll-021.zip [ win32 ]

ダウンロード Sp_Roll-021UB.zip [ osxUB ]

ダウンロード Sp_Roll_018.zip [ win32 ]

ダウンロード Sp_Roll_osx_018.zip [ osxPPC ]


ver. 021 スナップの対象ポイントを選択するように変更
ver. 018 パフォーマンスアップのため参照ポイントのハンドル表示を消去。
角度と軸の交点でスナップするように改良。
ガイドの長さを調整するボタンの追加。
中心設定のCtrl+RMBクリック処理の改善。
ポイントスナップを対象ポイントから先にサーチするように変更。
ver. 016 公開


※このスクリプトで生じた不具合などは責任を負えませんので、データ保存後に使用することをお勧めいたします。
※ご意見・バグ情報などございましたら web-info(a)pictrix.jpまでお願いいたします。